日本生活体験学習学会

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研究大会

第23回研究大会のご案内および自由研究発表申し込み募集

2021.4.14

 2020年度に予定されていた第22回研究大会(佐賀大会)は、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、急遽非参集型の開催となりました。
 第23回大会は、感染症対策をとりながら、改めて佐賀県の西九州大学・短期大学部で開催することとなりました。佐賀県では6年ぶり3回目の開催となります。
 新型コロナ感染症と生活体験をテーマに、感染症が子どもの生活体験に及ぼした影響を多面的に検証し、生活体験学習理論の発展に向けて議論を深めていきたいと思っております。
 多くの会員の皆様のご参加をお待ちしています。

 併せて、第23回研究大会(佐賀大会)の自由研究発表を、以下の要領で募集いたします。
 日頃の実践や研究の成果を報告し、新たな展望へとステップアップするための機会です。会員の皆様、どうぞ奮ってエントリー下さい。

◆日  程   2021年9月5日(日)
◆会  場   西九州大学佐賀キャンパス 
         〒840-0806 佐賀県佐賀市神園3丁目18-15
◆発表時間   個人発表20分・質疑5分   共同発表25分・質疑5分
◆発表申し込み
  ・自由研究発表を希望される方は、別紙の「日本生活体験学習学会第23回研究大会自由研究発表エントリー用紙」に必要事項をご記入の上、事務局までお送り下さい。
  ・締切日:2021年4月30日(金)必着 
  ・申込方法:メールもしくは郵送にて受け付けます。(FAXは不可)
  ・郵送先:〒870-1192 大分市大字旦野原700 大分大学教育学部永田研究室内
       日本生活体験学習学会事務局
  ・e-mail:info@seikatsu-t.org
◆注意事項
  ・発表者ならびに共同発表者は本学会の会員であること。
  ・2021年度までの会費を完納していること。
  ※発表者ならびに共同発表者は、以上の2点を満たしておく必要があります。
◆発表要旨提出
 発表申込をされた会員には、学会事務局より発表要旨に関しての連絡をいたします。
 その連絡事項に従い、学会事務局まで発表要旨を、下記の日程までにご提出下さい。
  ・締切日:2021年4月30日(金)必着 (締切厳守でお願いします)

日本生活体験学習学会第23回自由研究発表エントリー用紙

第22回研究大会自由研究発表申し込み募集

2020.3.12

第22回研究大会(佐賀大会)の自由研究発表を、以下の要領で募集いたします。
日頃の実践や研究の成果を報告し、新たな展望へとステップアップするための機会です。
会員の皆様、どうぞ奮ってエントリー下さい。

◆日  程   2020年 9月 5日(土)

◆会  場   佐賀市内 ※会場が決まり次第、学会HPでご案内いたします。

◆発表時間   個人発表20分・質疑5分   共同発表25分・質疑5分

◆発表申し込み
  ・自由研究発表を希望される方は、「日本生活体験学習学会第22回研究大会自由研究発表エントリー用紙」に必要事項をご記入の上、事務局までお送り下さい。
  ・締切日:2020年 4月 10日( 金 )必着 
  ・申込方法:メールもしくは郵送にて受け付けます。(FAXは不可)
  ・郵送先:〒870-1192 大分市大字旦野原700 大分大学教育学部永田研究室内 日本生活体験学習学会事務局
  ・e-mail:info@seikatsu-t.org

◆注意事項
  ・発表者ならびに共同発表者は本学会の会員であること。
  ・2020年度までの会費を完納していること。
 ※発表者ならびに共同発表者は、以上の2点を満たしておく必要があります。

◆発表要旨提出
発表申込をされた会員には、学会事務局より発表要旨に関しての連絡をいたします。
その連絡事項に従い、学会事務局まで発表要旨を、下記の日程までにご提出下さい。
  ・締切日:2020年  7月  31日( 金 )必着 (締切厳守でお願いします)

第22回自由研究発表エントリー用紙

日本生活体験学習学会第21回研究大会のご案内

第21回大分大会実行委員長
山崎 清男

日本生活体験学習学会第21回大会大分大会が、大分大学教育学部を会場として開催されます。今年は「平成」から「令和」へと新しい「時代」がスタートした年でもあります。このような記念すべき時に大分で大会を開催できますこと、大分大会関係者一同大変光栄に思います。また21回大会ということで、今まで20回にわたり開催されてきました大会の内容を礎として、本学会にとって新たな出発ができる大会であればと願っています。
皆様周知のように社会はめまぐるしく変化し、それに伴い私たちを取り巻く自然的・社会的環境は大きく変貌しました。多くの課題が生起している今日、とりわけニート、フリーター、失業など若者の社会的自立が問題になって久しいのですが、このような問題に対する効果的な解決方策が見つかっていないというのが現状のように思われます。
また学校(子ども)に目を向ければ、今日問題解決能力や批判的思考力、コミュニケーション能力、市民性の育成等をかかげた教育改革が進められています。いうまでもなく、従来の学校教育における重点が知識の「習得」におかれていたのに対し、現在目ざされているのは、子どもが実際に生活したり活動したりする中で直面する問題を解決するために、知識を「活用」できる資質や能力の育成であるといえます。そのために授業の内容と方法の改善が求められているのですが、学校教育が内包する問題のみならず前述した諸問題を解決する一方策として、あらためて「体験(活動)」に注目する必要があるように思われます。言い換えますと、子どもや若者を取り巻く問題解決のベースとしての「体験(活動)」を考えることが重要であると考えられます。
大分大会では、会員の自由研究発表とともにシンポジウムも企画しています。シンポジウムは、学校教育における体験(活動)の可能性を主たる問題関心として、3年間にわたり取り組んできました内容のまとめをしたいと思います。是非皆さんからの貴重なご意見等をいただければ、今後の学会の発展にもつながっていくと考えます。多くの皆さんのご参加を、大分大会関係者一同お待ちしています。

第21回大会要項

第21回大分大会参加申込用紙

第21回研究大会自由研究発表申し込み募集

2019.1.30

 第21回研究大会(大分大会)の自由研究発表を,以下の要領で募集いたします。日頃の実践や研究の成果を報告し,新たな展望へとステップアップするためのまたとない機会です。会員の皆様,どうぞ奮ってエントリー下さい。

◆日 程    2019年9月7日(土)午前中(予定)

◆発表時間   個人発表20分・質疑5分   共同発表25分・質疑5分

◆発表申し込み
  ・自由研究発表を希望される方は,別紙の「日本生活体験学習学会第21回研究大会自由研究発表エントリー用紙」に必要事項をご記入の上,事務局までお送り下さい。
  ・締切日:2019年 3月 31日( 日 )必着 
  ・申込方法:メールもしくは郵送にて受け付けます。(FAXは不可)

◆注意事項
  ・発表者ならびに共同発表者は本学会の会員であること。
  ・2019年度までの会費を完納していること。
 ※発表者ならびに共同発表者は,以上の2点を満たしておく必要があります。

◆発表要旨提出
発表申込をされた会員には,学会事務局より発表要旨に関しての連絡をいたします。
その連絡事項に従い,学会事務局まで発表要旨を下記の日程までにご提出下さい。
  ・締切日:2019年 7月 31日( 水 )必着 (締切厳守でお願いします)

第21回自由研究発表エントリー用紙

シンポジウム報告

2018.10.4

今回、久々に研究大会に参加をした。懐かしい会員の皆様にお会いし、温かく声をかけていただいたことに胸が熱くなると同時に、長くなってしまったブランクに申し訳なさを痛感した。庄内の生活体験学校も10数年ぶりの訪問となった。シンポジウムでの正平会員の報告から、この30年の間に生活体験学校を取り巻く状況が激変し、中でも大きな転機が12年前の市町村合併と3年前の指定管理者受託で、運営体制が変わり、通学合宿や体験学習の内容も変わったことを知る。しかし、目の前に見える景色は少し年季が入っているが、10数年前と変わらない生活の匂いがする。激動の中、30年の長き月日を重ねてこられたことに心から敬意を表したい。
 学会設立20周年記念シンポジウムとあって、学会立ち上げ前の会合を思い出した。6人の先生方の議論から始まったこの学会。21年前は、生活体験学習への着目が高まった時でもあった。学校教育、社会教育、学社連携と様々な形で体験学習をどう作り上げていくか、また子どもの心と身体の育ちの危機にどう対峙するかという課題もあり、それを生活体験学習という切り口から乗り越えるために、生活体験学習の理論化を目指そうと作られた学会だったことを、上野会員からの報告で思い出した。フロアでも話題になったが「生活体験学習をどう英訳するか」life needs experience learning のneedsに込められた意味は、生活を作り上げるために必要な体験で、人間として必要な生活文化があることを示唆している。そのneedsの部分をどれだけ研究成果にできたか、自身に問い掛け、自分の研究が至らなかったことに恥じ入るばかりである。
 相戸会員の報告は、乳幼児親子の生活体験学習の実践・研究の経緯の内容であり、私が今身を置いている保育者養成と関連が深い分野で、興味深く聞いた。保育の世界では、子どもの主体性や遊びを軸に保育活動を考えるため、生活習慣などは「身につけさせる」と言いたくなるところを、「身近な環境に関わりたい気持ちを育て、引き出す」ようにする。相戸会員は午前中に自由研究発表もされており、その内容も相まって、楽しい気持ちや意欲、子どもの自尊心を育てる生活体験学習の可能性を感じることができた。

末崎 雅美(西南女学院大学短期大学部)
p3

自由研究発表報告

2018.10.4更新

日本生活体験学習学会第20回研究大会の自由研究発表は、会場である飯塚市庄内生活体験学校で、2018年9月8日(土)10時から行われた。
今回は4件の個人発表があった。最初の土田秀仁会員による発表は、認定こども園の幼児を対象とした食事と睡眠についての生活記録をもとにして、早寝早起きに着目し、その達成傾向によって園と家庭との子育ての協働を裏付けようとしたものであった。二つ目の原口サトミ会員による発表では、2000年以来の「ありんこクラブ」の活動内容と、「なかつプレーパーク」の事業展開について詳細な紹介が行われ、活動の成果が報告された。三つ目の永田誠会員による発表は、園の保護者懇談会における親の「語り」に着目し、園との関わりによって親が子育てのさまざまな側面を理解していくようになることを示し、園が親の学びを支える機能を有することを明らかにしたものであった。最後の相戸晴子会員による発表では、生活困難を抱えている特定の子どもとその周辺の追跡調査をとおして、子育てサロンに通うことによって彼らがどのような変化を遂げていったのかが明らかにされた。
司会からの質問を待たず、フロアからは絶え間なく質問意見が寄せられ、活発に応答や意見交換が行われた。いずれの発表も、幼児の子育てや家庭教育支援に関わるものであり、この分野への関心の高さをうかがい知ることができた自由研究発表であった。

石村 秀登(熊本県立大学)
p1

p2

第20回研究大会を終えて

2018.10.4更新

会長 古賀 倫嗣
(放送大学熊本学習センター)

 日本生活体験学習学会第20回研究大会は、9月8日(土)、飯塚市庄内生活体験学校を会場に開催されました。本学会は、1999年9月、庄内町立生活体験学校(当時)において「第1回 日本生活体験学習学会実践交流会」が開催されたことから始まります。
20周年にあたり、記念シンポジウム「この20年、子どもたちの『生活体験』はどう変わったか」を開催しました。「NPO法人体験教育研究会ドングリ」理事長の正平辰男会員、家庭教育支援活動の実践者でもある相戸晴子会員、「生活体験学習」の理論的研究を進める上野景三会員の3名をシンポジストに迎え、私、古賀倫嗣がコーディネーターを務めました。その詳細については「シンポジウム報告」に譲りますが、20年前、「庄内生活体験学校開設10年」の実践の成果から誕生した本学会の「これまで果たしてきた役割と到達点」と「これから取り組むべき課題と展望」を明らかにすることにより、「生活体験学習論」の構築に向けた問題意識の共有化、分析視角の深化と多様化につながるものになったと思います。
 また、翌9日には、「NPO法人体験教育研究会ドングリ」の主催事業として「第2回生活体験発表会」が開かれ、「子どもと保護者が語る通学合宿体験」「支援ボランティアの活動」等の事例発表が行われました。それに先立って午前中には、当時高校生を担い手に実施されていたボランティアネットワーク「ひこうき雲」参加者の懇談会が開催され、40歳代になった今、「生活体験」がそれぞれの人生においてどう意味づいてきたかを知る貴重な機会となりました。
 さらに、20周年記念事業の一環として、「名誉会員」及び「学会表彰制度」が設けられ、総会の場において「名誉会員証」の授与式が行われました。名誉会員には、初代会長の横山正幸会員、同じく副会長の正平辰男会員が推挙され、また、長年にわたる「生活体験学習研究への貢献」を称え、井上豊久会員、桑原広治会員に対し「表彰状」が授与されました。
 最後になりましたが、本研究大会の運営につきまして格別のご高配とご尽力をいただきました庄内生活体験学校の皆様、また関係者の皆様に厚くお礼を申し上げます。

第20回研究大会会場(生活体験学校)へのアクセスについて

2018.7.13

生活体験学校様からアクセスについての補足がございました。
車でご来場の場合はご一読下さい。

車のカーナビをご使用の場合、生活体験学校の電話番号を入力すると、隣の運輸会社へ案内されることが多いようです。
近くの施設として、福岡カホスイミングスクール(℡0948-82-3166)があり、この番号で入力して近くまでお越しください。
国道201 号線からこられる場合も、八木山バイパス経由の場合も近くまで来られると黄色の点滅信号で昇り坂になりますので、坂を昇ってください。その後は、案内看板に沿って進んでください。

生活体験学校HP(交通案内)

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日本生活体験学習学会第20回研究大会のご案内

2018.7.13

日本生活体験学習学会
学会長 古賀 倫嗣

日本生活体験学習学会は、2018年、「学会設立20周年」という大きな節目を迎えます。本学会は、1998年12月26日、子どもの生活体験に係る研究者、実践者、行政関係者等により設立準備会を開催、1999年9月18・19日、庄内町立生活体験学校を会場に「第1回日本生活体験学習学会実践交流会」、2000年3月18・19日には、福岡県立社会教育総合センターを会場に「日本生活体験学習学会第1回研究大会」が開催され、1999年度、本学会は、研究・実践の両面で社会への発信を開始しました。
ここで特筆しておきたいことは、生活体験学校で開かれる「実践交流会」と「研究大会」がまさに「車の両輪」として、本学会の発展を支えてきたということです。こうした経緯を踏まえ、記念すべき第20回研究大会は(旧)庄内町立生活体験学校を会場に開催することになりました。現在、生活体験学校は「NPO法人 体験教育研究会ドングリ」を指定管理者として、正平辰男会員を中心に、志を持ったスタッフによって精力的な運営が行われています。そして、何よりも2018年は「生活体験学校開設30年」の年でもあります。
こうしたことから、第20回研究大会は、「学会設立20周年」と「生活体験学校開設30年」という大きな節目にかんがみ、「本学会と生活体験学校との協働のかたち」を表すプログラムの工夫をさせていただきました。具体的には、9月8日(土)は学会20周年記念シンポジウム「この20年、子どもたちの『生活体験』はどう変わったか」を開催、翌9月9日(日)には「NPO法人ドングリ」の企画として生活体験発表会が開かれることになっております。会員の皆様方には、9月8・9日両日のご参加を心よりお願い申し上げて開催のご案内とさせていただきます。

第20回研究大会要項

第20回研究大会参加申込用紙

「NPO法人ドングリ」生活体験学校開設30周年記念 第2回生活体験発表会
※参加される場合は日本生活体験学習学会事務局ではなく、直接NPO法人ドングリにお申し込み下さい
第2回生活体験発表会

第20回研究大会(学会設立20周年記念大会)開催のご案内

2018.2.28

 本年度、日本生活体験学習学会は設立20周年を迎えます。また、学会設立の契機となった、「庄内町立生活体験学校」(現在は飯塚市庄内生活体験学校)の取り組みも、30周年という大きな節目を迎えます。「車の両輪」として走ってきた「学会」と「学校」との協働を具現化する方向で、第20回研究大会は、学会創立20周年記念大会として、「庄内町立生活体験学校」(飯塚市庄内生活体験学校)での開催を予定しています。多くの皆様のご参加を、心よりお待ちしております。

会場:飯塚市庄内生活体験学校
〒820-0111 福岡県飯塚市有安958-1

日程:2018年9月8日(土)・9日(日)

※プログラムの詳細については,確定次第,改めてご案内いたします。