日本生活体験学習学会

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会員研究情報

報告書紹介「Life(生活、人生、生命)を深める保育実践理論の探求」

会員の山本一成先生が報告書を執筆されましたので、ご紹介いたします。

表紙

<資料紹介>
この度、全国私立保育連盟の委託研究「Life(生活、人生、生命)を深める保育実践理論の探求」
について最終報告書を作成いたしました。第Ⅰ部では宇治福祉園さんの協力のもと、子どもが
生き生きする保育のリズムについて、魅力的な保育の事例を通して考察しています。また、
第Ⅱ部では、研究のなかで実施した対談[遠藤綾先生(軽井沢風越学園)、ドミニク・チェン先生
(早稲田大学)、西澤彩木先生(せた♪森のようちえん)]の記録についても収録しています。
以下のホームページから全編公開しておりますので、よろしければご活用ください。
各部紹介 | 研究企画委員会 | 公益社団法人 全国私立保育連盟 あおむし通信

「Life(生活、人生、生命)を深める保育実践理論の探求」最終報告書

書籍紹介『生きているものどうしの想像カーアニミズムがひらく生命の保育・教育』

会員の山本一成先生がご著書を出版されましたので、ご紹介いたします。
(献本)山本一成『生きているものどうしの想像力―アニミズムがひらく生命の保育・教育―』世織書房(2025)

山本会員からのご紹介文

本書は、幼児期から児童期にかけての「サステナビリティヘの教育」について、「生きているものどうしの想像力」という概念を通して考察したものです。
子どもたちが生きるアニミズムの世界を真剣に受け取り、想像力を共に働かせながらつくっていく生活を、保育・教育における「生命のリアリティの探求」と位置づけ、そこにサステナビリティ実現の手がかりがあるのではないかということを論じています。理論面ではジョン・デューイの想像力概念や、ティム・インゴルドのメッシュワークの概念、実践面では絵本や散歩を通して働く想像力の実践に関心がある方に、ぜひお手に取っていただければ幸いです。

出版元書籍情報:https://seorishobo.com/%e5%88%8a%e8%a1%8c%e6%9b%b8%e7%b1%8d-2/%e5%88%8a%e8%a1%8c%e6%9b%b8%e7%b1%8d/2025-2/%e7%94%9f%e3%81%8d%e3%81%a6%e3%81%84%e3%82%8b%e3%82%82%e3%81%ae%e3%81%a9%e3%81%86%e3%81%97%e3%81%ae%e6%83%b3%e5%83%8f%e5%8a%9b/

書籍紹介『木下惠介監督映画「なつかしき笛や太鼓」の舞台裏:小島の満天に星は輝く』

会員の玉井康之先生が共著を出版されましたので、ご紹介いたします。

玉井正明・玉井康之『木下惠介監督映画「なつかしき笛や太鼓」の舞台裏』北樹出版

玉井会員からの紹介文

本書は、離島の中学校の実話を元にした教育映画「なつかしき笛や太鼓」の原作とも言える書です。
1960年代のへき地の教育は高度経済成長の中で取り残されていきました。そのような中で、本書は、当時の映画の元となった教師の奮闘の記録書です。高度経済成長期の離島の教師が子ども達に教育的愛情と情熱を注ぎ、子ども達の自信と勇気を高め、生徒全員選手のハンディの中にあってもバレーボール県大会で優勝を果たした挑戦の記録をそのまま本にしたものです。自信のなかったへき地の子ども達に、教師は子ども達が「1つ勝つ」ことを目標にして自信を与え、それを新たな挑戦心に変えていく取組です。この記録の中に今も変わらぬ当時の学校・教師の使命感と教育的愛情の原型を見ることができます。

出版元書籍情報:http://www.hokuju.jp/books/view.cgi?cmd=dp&num=1276&Tfile=Data

 

記事紹介「学校・家庭・地域による教育の協働」

2022.9.6

東京書籍の小学校・中学校教育情報誌「教室の窓」Vol.67に伊東俊昭会員の報告
「大分県佐伯市 佐伯市立明治小学校の事例 学校・家庭・地域による教育の協働」が
掲載されましたので、ぜひご覧ください。

https://ten.tokyo-shoseki.co.jp/ten_download/2022/2022097334.htm

リレートーク①正平会員「生活体験学校の新型コロナ感染防止対応」

ご案内致しました、学会員リレートーク「アフターコロナにおける生活体験を考える」に
飯塚市庄内生活体験学校の正平辰男会員が早速ご寄稿下さいました。

PDFファイルを掲載いたしますのでご覧ください。
新型コロナ感染防止対応(正平会員)

引き続き、会員の皆様からの投稿をお待ちしております。

学会員リレートーク「アフターコロナにおける生活体験を考える」の原稿募集
日本生活体験学習学会では,「アフターコロナにおける生活体験を考える」と銘打ち,学会に所属する
実践者・研究者がこのコロナ禍をいかに乗り越え,どのような将来の展望を描き出そうとしているか,
そして,その「知」を発信し,少しでも子どもの遊びや子育てにおける一助となることを願って,
この学会員によるリレートークを企画しました。
【企画趣旨(PDFファイル)】

つきましては、会員の皆様から情報提供を頂きたく存じます。
会員の方であればどなたでも投稿いただけますし、様式、文字数は特に指定いたしませんので、
皆様がこのコロナ禍をいかに乗り越え、どのような将来の展望を描き出そうとしているか、
そして、その「知」を学会HPを通して発信して頂ければと存じます。
この件につきましての、お問い合わせや投稿原稿の送付は学会事務局メールアドレス
info@seikatsu-t.orgへご連絡下さい。

学会員リレートーク「アフターコロナにおける生活体験を考える」の原稿募集

日本生活体験学習学会では,「アフターコロナにおける生活体験を考える」と銘打ち,学会に所属する
実践者・研究者がこのコロナ禍をいかに乗り越え,どのような将来の展望を描き出そうとしているか,
そして,その「知」を発信し,少しでも子どもの遊びや子育てにおける一助となることを願って,
この学会員によるリレートークを企画しました。

企画趣旨などは
学会員によるリレートーク「アフターコロナにおける生活体験を考える」(PDFファイル)
をご確認下さい。

つきましては、会員の皆様から情報提供を頂きたく存じます。
会員の方であればどなたでも投稿いただけますし、様式、文字数は特に指定いたしませんので、
ぜひ、皆様がこのコロナ禍をいかに乗り越え、どのような将来の展望を描き出そうとしているか、
そして、その「知」を学会HPを通して発信して頂ければと存じます。

この件につきましての、お問い合わせや投稿原稿の送付は
学会事務局メールアドレスinfo@seikatsu-t.orgへご連絡下さい。

書籍紹介「持続可能な地域づくりと学校」

2018.6.15

会員の添田祥史先生が共著を出版されましたので、
ご紹介いたします。

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出版元書籍紹介ページ

書籍紹介「地方に生きる若者たち」

2018.6.15

会員の上野景三先生が共著を出版されましたので、
ご紹介いたします。

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上野会員からのご紹介です。

 10年にわたって岩手県、山形県、大分県、宮崎県の130人の若者へのインタビューを行い、地方に暮らす若者の生活を、雇用・キャリア形成・家族・ジェンダー・教育・地域社会といった多面的な角度から分析。 労働社会学、家族社会学、労働市場論、経済地理学、ジェンダー研究、教育社会学、社会教育学など、異なる専門分野の研究者たちで地方に生きる孤立化する若者たちの問題にアプローチした労作です。

出版元書籍紹介ページ

書籍紹介「実践 地域を探求する学習活動の方法」

2016.11.9

会員の玉井康之先生が共著を出版されましたので、
ご紹介いたします。

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玉井会員からの著書のご紹介です。
本書は、地域社会教育と社会科教育の合体を目指した内容です。体験学習・社会活動・地域活動は、これまでは社会教育分野として扱われていたため、学校教育と切り離されてきました。次期学習指導要領では、「社会に開かれた教育課程」が目指され、生活・地域・社会と学校での教科を結びつけてとらえることが奨励されています。このような段階になると、いかに学校教育および教科の中に体験的な活動や地域活動を連動させていくかも、カリキュラムマネジメントとして重要になってきます。「社会に開かれた教育課程」は、全生活を通じて社会と学校を結びつけ、思考力・実践力を培うことが目指されています。これまでの指導要領の変更の歴史の中では、“学力”か“生きる力”かの議論が揺れ戻されてきたが、今回の指導要領では、全生活過程を通じて生きる力を培うことが目指されています。すなわちようやく本来的な学校教育と地域教育が融合しはじめたと言えます。本書は、そのような、地域と教科を結びつけて、「社会に開かれた教育課程」の具現化に取り組んだものです。

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